ギャップ。。
2005年 03月 11日
何年か前にウィーンのカフェで食べた「アプフェル シュテュルーデル」。煮た林檎を薄い皮でグルグル巻いて焼き上げたお菓子。家庭で作るには皮を薄く広く伸ばす作業が難しく、またウィーン菓子を得意とするお店でないと出会う機会がなかなかない…そこで、ウィーンを訪れたら必ず食べよう!!と意気込んでたのですが。。。
作られてから時間が経っていたせいか、全然「パリッ」とした食感ではなかったんです。パイのようなイメージ(思い入れ?)とは違い、なんというか、「蒸気がこもったまま冷めてしまった春巻き」のような、ちょっとぐにゃ。とした感じ。中の林檎はまぁまぁ美味しかったのですが、イメージとのギャップにがっかりでした。
実際「アップルパイ」も自分で作った焼きたての味を知ってしまうと他所のに興味を持てなくなるので、これはがんばって作るしかないか~と思うのでした。が、まだ「これだ!」と納得いくまで作っていないので、教室でデビューさせるのは当分先だなぁ。。
昨日いちごの話しだったのに今回何故林檎かといえば、アップルパイの実習があったのでした。(単純!)林檎のお菓子を作るのは紅玉が手に入る時期だけと決めているのです。そろそろこの辺でも入手するのが難しくなってきて、今回確保はしましたが、あまり良い状態とは言えませんでした。さすがにもう最後かな、あとは秋まで待たなくちゃ、なんて思っていたら、この画像を発見♪という訳です。やっぱり美味しい物は自分でじっくり作る。これこそ最高の贅沢かもしれません。楽しみはもうちょっと先に延ばしておくことにしましょう。