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お食い初めのお祝いに


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 「お食い初めのお祝いでお集まりがあるので、ケーキをお願いできないかしら?」と母の友人Hさんからご連絡がありました。子どもの頃から何かと気にかけてくださっていた方で、実はわたしがお菓子を本格的に勉強したいと思っていた時に、師匠の教室を紹介してくれた恩人でもあります。お嬢さんのAさんがご結婚されたことは、リアルタイムで教えてくださらなかったのですが(笑)お食い初めに関してはお声を掛けてくださったので、張り切って作りました♪

 18?の苺ショートケーキは久しぶり。3段スポンジの間には、カット面が鮮やかに見えるように「あまおう」を使い、トップの苺は香りと甘さを楽しんで頂けるように「スカイベリー」を選びました。生クリームには練乳を少し加えてよりミルキーに。この写真では、お名前と100日のアイシングクッキーを飾れるほうがいいのかも、と中央のスペースをあけたのですが、お引き渡しの時にご確認して、やっぱり中央にも苺を乗せました。

 そうそう、お名前に「花」にまつわる漢字が使われているので、クッキーには砂糖で作った小花を飾ってみました♪ よつ葉のクローバーのアイシングクッキーも一緒にパチリ☆


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 時間差で楽しんで頂けるように焼き菓子の詰め合わせも。ピンクのアマンドショコラ、胡麻のフロランタン、自家製柚子ペーストのフィナンシェ、ディアマンバニーユ、アイシングクッキーの桜とよつ葉、そしてマカダミアショートブレッド。お祝い事なのでやっぱりフィナンシェは欠かせないですし、ディアマンはダイヤモンドの意味なので加えておきたくて。金の延べ棒にダイヤモンドによつ葉に…あら、ちょっと節操ないんじゃない?なんて思われたかもしれませんが…(笑)。


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 後日、とっても可愛いEMAちゃんのお写真を送ってくださり、母とふたり、メロメロになっていました(笑)。美人さんになりますね。将来が楽しみですね!健やかなご成長をお祈りしています。育児とお仕事の両立でAさんきっとこれからすごくお忙しくなると思いますけれど、どうぞお身体ご自愛くださいね。

 そして久しぶりにお逢いしたHさんから、粉工房オープン時に掛けてくださった言葉の追加メッセージを戴いて、これまで続けてこれたことを改めて嬉しく思いました。長く見守ってくださって、感謝しております。ひとつの区切りのようでもあり、でも、まだまだ精進しなくては、との想いも新たにしました。ご家族の大切なひとときのために、お声を掛けてくださってありがとうございました。

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by farine12 | 2019-04-02 23:50 | 原点/Starting Points | Comments(0)

しあわせ。


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 ピンポーン、と宅配のお兄さんが持ってきてくれた包みを開けると、なんと、ニューヨークに駐在しているIさんからのギフトでした!先日ご両親が逢いにゆかれたそうで、その際に「konaさんに♪」と預かって、戻られてから宅配を手配してくださったのだそうです。略儀ながらお電話で受け取りのご報告とお礼をして、久しぶりにお母様のお声を聞きながら、あぁほんとうに嬉しいことだなぁと思いました。

 Iさんが初めて粉工房にご参加されたのは教室を開いて最初のクリスマスの頃でした。体験のガトーショコラを作られた後にビュッシュ・ド・ノエルにお申込みくださったのですが、ちょっと確認が必要なことがあって、ご自宅にお電話させてもらった時にお母様が出てくださって。「就職して2年目で、少しお仕事にも慣れてきたので、何かレッスンに参加するのもいいかもね、と話していたら粉工房さんを見つけたんですよ。」と話してくださいました。

 16年の間には、ご結婚されて、旦那様の海外赴任に同行されたり、双子のお嬢さんのお母さんになったり。お休みされることもあるけれど、新しい生活のペースに慣れてくるとまた通ってくださって。今度はニューヨークなんです、と出発されてから1年。近況を綴ってくださったカードと、お嬢さんたちの可愛い写真も同封してくださいました。


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 洗練された綺麗なお菓子もたくさん見かけるけれど、やはり甘めで、香りも強い傾向になるから、と、粉工房のレシピでお菓子を作ってくださっているとのこと。Iさんがスポンジを焼き、クリームのナッペをある程度してから、EちゃんとMちゃんがフルーツや飾りを乗せて仕上げてくれるのだとか♪ きっと賑やかで微笑ましい光景でしょうね♪ ホームメイドの味や、出来上がる過程も含めて、みんなで楽しんでくださっているとのご報告に、あぁ、粉工房をオープンした時から常に思っている「お菓子作りを通したコミュニケーション」のお手伝いをさせていただけて、ほんとうに幸せなことだなぁと感じました。

 奇をてらわず、シンプルに。あまり特別な材料ばかりではなく、手に入りやすい材料で、楽しく美味しい時間を作る。粉工房の原点を、遠く離れた外国からも届けてくださって、ほんとうにありがたいことです。

 ちょっとした買い物や用事、洗濯をしにいったり、取り込んだりするわずかな時間さえも、子どもたちだけで残してしまうと虐待とみなされて通報されてしまうというニューヨーク。日本にいるときよりもずっと気を張った生活だと思います。とてもまじめで誠実なお人柄のIさんなので、きっと全力で毎日過ごされているのだろうな、と想像します。少しでも、ゆったりできる時間が見つけられますように。

 素敵な写真とメッセージ、そして美味しいコーヒーをありがとうございました!ブログを読んでくださっているとのことなので、ご紹介させてもらいました。日系スーパーなども充実しているとのことですが、見つけられないもの、手に入れにくい材料など、送りますよ♪ 遠慮なく教えてくださいね☆

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by farine12 | 2019-03-17 23:30 | 原点/Starting Points | Comments(0)

愛しのプリン。


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 子どものころから大好きだった「プリン」。お菓子作りを始めたのは小学5年生の頃でしたが、カラメルソースがちょっと怖くて(笑)プリンに取り掛かるようになったのは何年も経ってからでした。家族の好みの「しっかり焦がしたほろ苦いカラメルソース」が安定して作れるようになったのはお菓子作りを本格的に勉強するようになってから。教室をオープンして以降はシンプルで飽きの来ないスタンダードレシピとも呼べる配合を「レギュラーコース」で取り上げつつ、月替わりの単発メニューでは生クリームや卵黄多めのコクのあるもの、チョコやコーヒー、かぼちゃにさつま芋など、フレーバーのあるものもご紹介するようになりました。

 市販のプリンも、それぞれに美味しく、嬉しい。そんなふうに思いながらも、やっぱり「自分の好み」のプリンは大きくまとめれば2種類なので(笑)外のプリンを食べたあとにやっぱり物足りなくて自分レシピのプリンを作ることもしばしば(笑)。この感じ、ある意味で「カレー」と似てるかもしれませんね。ひとことで云えないくらいに細分化されて、専門店やカフェ、食堂、ファストフード店、ファミリーレストラン、喫茶店・・・拘らずにふらりと食べるのも、理想を追求しても、どちらも楽しめる上に、「家庭ごとの味」もあったりして、大元のイメージは(ある程度)共通なのに、幅広くてさらに奥が深い、というところが。

 つい先日まで「プリン」をテーマにしたEテレの番組があったので、テキストを購入し、番組もときどき見ていたのですが…「プリン」を巡る光景のなんと温かくノスタルジックなこと。わくわくしながら眺め、たまには違う配合でも作ってみましょうと、テキストのレシピ通りに作ってみたら…配合を見た時にイメージしたよりもさらに硬めの食感でしたので、2回目は少し牛乳を増やしてリベンジしたのが↑の写真。だいぶ、好みに近づいてきましたが、やっぱり普段の配合のほうが好きだなぁ、なんて思いました(笑)。

 しっかり焦がしたカラメルに、卵と砂糖と牛乳と。こんなにシンプルでノスタルジックで、何かしらの思い出エピソードが誰にも必ず見つかりそうなお菓子。こんなもの、ほかにあるでしょうか、ね。と思えてしまいますね。

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by farine12 | 2018-09-13 23:48 | 原点/Starting Points | Comments(0)

抱っこくま。


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 そういえばずいぶん前に作った「抱っこくまクッキー」。一昨年あたりからSNSに登場し始め、去年はかなり注目されていたようでしたが…なぜかあまり関心が持てず、今年になってから作ってみたものの、画像公開には至りませんでした。え、理由??・・・それは、あまり上手じゃないからです(笑)。

 仕上げのリボンを結んだりする手元を見た生徒さんから、「わ、Konaせんせ、器用ですね~」と、たまに云われたりするのですけど…いえいえ、ぜんっぜん器用じゃないんですっ!またまた~ご謙遜を!なぁんて云われもしますが(苦笑)イメージを壊すようで申し訳ないけれども、実際のところ、不器用ですし飲み込みも悪いのです。

 仕事柄ふつうに出来ている(ように見える)こと全て、何度も何度も何度も繰り返しているからこそ慣れたり手早くなったりしただけで、今、新しいことをしたらもう…ひどいものですよ(笑)。組み立て家具のねじを廻すのとか、もう何年もしていない針仕事とか。家族には呆れられ、自分でも笑っちゃうくらいのダメさ加減です。あまりに苦手でヘタなので究極の対処法をひとつ身につけたことがあって、先日その話をうっかりしてしまったら 「ひ、ひどすぎる~」と、ドン引きされたくらいです(苦笑)。あ、やっぱりこれは公言してはいけないハナシだったのだわ、と密かに反省したところです。

 あら、ハナシが逸れすぎました。修正修正(笑)。

 なぜ、あんなにもブームになった「抱っこくま」を、こんなにも「くま好き」のわたしが (え、初耳ですか?ではいつかまた語ります。) 早々に取り掛からなかったかと云えば…ひとえに、「クッキー生地の型抜きがすでに大変」から始まり、「アーモンドをどう抱えさせるか悩むから」を経由し、「顔をどうしていいかわからない」に行き着くからに他なりません!

 伸ばしたクッキー生地を型抜きするのに、この「くまちゃん型」があまりに華奢で、型を持ち上げる時や生地をテンパンに下ろすときに細心の注意を払わないと両腕がもげてしまうのです(涙)。そしてやっとテンパンに並べても、このひとつぶアーモンドが剥がれないように抱きかかえさせるのに、腕の付け根がひび割れないようにするのがまた大変。極めつけはアーモンドで口元が隠れてしまうので、「くま」を連想する鼻と口が描けない!もうスペースとしては「目」しか入れられないのに、ほんのちょっとのバランスでエイリアンになってしまう…

 ほ~んと、「初めて」することって、こんなに下手なんだな~~、と、改めて気づかされてちょっと落ち込んだものです。それなら、可愛いのが出来るまでひたすら繰り返してコツを習得すればいいだけなのでは…?今までだって、繰り返しの練習でなんとかしてきたでしょう?と自問してみましたが、写真のこの仔たちを作るだけで酷い肩こりが長引いたことを思うと…

 そんなわけで、ただ一度だけの、幻の「抱っこくまクッキー」となりました。次に作るのは来年でしょうか。。。

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by farine12 | 2017-08-12 09:12 | 原点/Starting Points | Comments(0)

ロールケーキ。


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 お菓子を勉強中だった頃は、シンプルでどっしりしている焼き菓子のほうが圧倒的に好きで、生クリームたっぷりのデコレーションケーキや、心もとないくらいふわふわのロールケーキなどは興味の対象外でした。クッキーやバターケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、タルトはよく作っていましたが、生菓子のジャンルでは唯一、ムースくらいで、生クリームがそのものが主体になるものはあまり熱心ではなかったことを思い出します。

 教室を開くと決めてからの準備段階で「そういえば苺ショートやロールケーキは、レッスンで取り上げられるほど自分で納得がいっていないよね…」と気がついて(笑)そこからいろいろ試作と練習を重ねるうちに、生クリームの美味しさにも気がつくようになりました。

 甘さを抑えて丁寧に泡立てたホイップクリームはほんとうに美味しい!と思うようになったのは教室を開く直前でしたが、意外にも、わたしと同じように「あ、こんなに美味しいものだったんですね」というお声をたくさん頂くようになりました。生クリーム苦手と云う方、結構いらっしゃるものなんですね。スポンジとのバランスや、何を巻き込むかなど、変幻自在のロールケーキ。いちど嵌るとあれこれ作ってみたくなって、先日なんとなく数えていたら45レシピありました。ざっくりと数えたのでもしかしたら50超えるかもしれませんが。

 とてもシンプルな構造なのに、バリエーションは豊富。持ち運びしやすくて、切り分けやすい。見た目と実際の味が極端に違うこともなく、そういう意味ではとても安心感のあるケーキとも云えますね。これからまたどんなロールケーキを作ってゆけるのか、楽しみでもありますね♪

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by farine12 | 2015-12-11 23:43 | 原点/Starting Points | Comments(0)

お菓子の焼ける香り


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 予熱したオーブンに出来立ての生地を入れて、タイマーをセットして…台を拭いたり洗い物をしたり、後片付けをしているうちに漂ってくる素敵な香り。数えきれないくらいのお菓子を焼いてきて、当たり前のようにその香りを楽しんでいますが、いつも以上に鼻が利く、という日もあって。

 タマゴに火が入ってゆく香り。

 砂糖が焦げてゆく香り。

 粉が焼けてゆく香り。

 フルーツに火が入る香り。

 ひとつひとつをすべて感じる時もあれば、どれかひとつが突出して迫ってくる時もあるのですけれど。そして、残念なことに、体調が良くない時に「強く感じる香り」もあって、ある種のバロメーターになっていることも(苦笑)。そういうときは、「あぁ、わたしにはいい香りと思える香りでも、お菓子そのものが苦手な人にとっては、ここから漂っている香りも苦手と思う人がいるんだろうな」なんて思ったりもします。「匂い」「香り」の好みも感じ方も、本来は人それぞれですものね。うっかり、忘れがちですけれど。

 ずっとずっと以前、シンガポールで暮らしていた時に、同じ棟の別の階の住人が定期的に焼くチョコレート菓子の匂い(あえてここは、「香り」ではなくて「匂い」と書きますが)に、もうほんとうにクラクラしてたことを、たまに思い出します。当時からお菓子作りをしていましたし、実際チョコには目がなかったはずなんですけれど、何故かその匂いが苦手で。たぶんあれは、バニラの香りとチョコの香りがふんだんに使われている市販のミックス粉で、途中までは「いい香り」なのが、砂糖が焦げてゆく過程でさらにその甘い香りが倍増され、最後にちょっと焦げるチョコの香りがやや煙い感じで(笑)…ブラウニーだったのか、チューイータイプのクッキーだったのかはわかりませんが、とにかく強烈でしたね。普段開けているキッチンの奥の窓を閉めに行ったりするくらい(笑)。

 きっとそのひとにとっては、楽しみにしている癒しの時間だったのかもしれませんし、気分がむしゃむしゃしているときだけの「えいっ!!もうっ!!」の発散だったのかもしれませんし、あるいは、ご自分用ではなく、そのお菓子が好きなひとのためだけに、焼いていたのかもしれませんし…真相なんてわからないのですけれど、いまだに、デパ地下などで甘さの強いお菓子の焼けてゆく香りに出逢うたびに、そのチョコレート菓子の匂いを思い出します。お菓子もチョコも好きなわたしでも、あれはキツカッタなぁ…お菓子が嫌いな人にとっては、もう相当凄かっただろうなぁ…と。

 教室で焼くお菓子の香りが、ご近所迷惑でないことを願うばかりですが…せめて、あまり大量の砂糖やチョコ、バニラなどの「強い甘さ」を感じるものを焦がさないように、と気をつけている毎日です。


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by farine12 | 2015-09-18 23:55 | 原点/Starting Points | Comments(0)

素朴なお菓子


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 著書 「丸型ひとつでたくさんのケーキ」 でもご紹介した「ファール」。パンケーキとクレープの中間みたいな生地をドライプルーンと一緒に焼きこんだ、食感が楽しいお菓子です。ぷ~っと膨らんで冷めると縮むので、少し皺が寄ったり、くびれが出来たりして、決して洗練されたお菓子ではないのですけど…


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 思い立ったらすぐに作れて、フレンチトーストのような味わいと、カヌレのようなもっちり食感と、フルーツの酸味が楽しめるのがお気に入り。こういう素朴なお菓子こそ、おうちでさっと作れると楽しいかな、と思います。

 お菓子作りといえば、「正確な計量」に始まり、「たくさんのコツを押さえた流れるような作業」と、少しハードルが高いと感じられる方がまだまだ多いように思います。守るべきポイントは押さえつつ、少しだけ肩のちからを抜いて、友人やご家族、一緒に食べる人の笑顔を思い浮かべながら楽しんで作ってもらえたら、いいな。大切に想うひととのお茶の時間がより嬉しい気分になったら、いいな。お菓子を囲んでコミュニケーションが広がったら、いいな。そんな気持ちでお菓子作りのお手伝いをしています。

 先日、「粉工房は(お出かけするのに)今日は何を着てゆこう、とか気にせずに、気楽に来られるのがいいですね♪」と云ってくださった方がいて、なんだかとっても嬉しかったです。お稽古事、と構えずに、普段着のままお越しいただいて気分転換の場に使って頂けたらこんなに幸せなことはありません。きらびやかで華やかなケーキたちは街のパティスリーにお任せして(笑)日常に寄りそうお菓子作りを、これからもご提案させて頂けたらと想っています。

↓いつもありがとうございますm(__)m
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by farine12 | 2013-05-24 00:24 | 原点/Starting Points | Comments(0)

タルトへの憧れ

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 小学生の頃から家にあった本を棚から引っ張り出しては、作れそうなものを選んでチャレンジしていました。大抵はクッキーやひとくちパイ、マドレーヌやパウンドケーキ、そしてゼリーとムース。シュークリームやタルトには、プロセス写真を見るだけでいかにも難しそうで、挑戦する勇気が持てず…意を決してチャレンジしたとしてもきっと大失敗したでしょうから、トラウマにならなかっただけ良かったと云えるかもしれませんね(笑)。当時タルトといえばチーズタルトくらいしかお店に並んでいなかったので、グラビアの写真がなんだかすっごく美味しそうに見えて、思い入れが強かったのです。

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 初めてのタルトは高校2年か3年のとき。お客様を迎えるのにどうしても作ってみたくて頑張ったのでした。確かタルト生地だけ焼いて中はカスタードクリーム、表面にはフルーツを乗せて…なんとかカタチにはなったのですが(そして味もまぁまぁだったのですが)いざ切る時にグズグズに崩れて、とても情けない気分になったことを覚えています。それ以来、「タルトはプレゼントするお菓子」で、お客様の目の前でカットするべきではないなんて思っていましたっけ。

 いろいろ勉強するようになって、「タルト」とひとくちに云っても生地にさまざまな種類があること、中身のバリエーションもあわせるとかなりのパターンに及ぶことが分かってからは、カットにもそれなりに慣れてきたのでした。断面を綺麗に見せたいという前提なら、やはり、アーモンドクリームや固めのクラフティなどがオススメです。焼きたてのあたたかいうちは崩れやすいので、きちんと冷めるのを待ってから。ホールで渡してももちろん素敵ですが、自家製のこんな素朴なタルトなら、一切れだけを簡単に包んでカジュアルにプレゼントするのも楽しいですよね。お気に入りのティーバックを一包添えて。タルトはなんとなく難しそうなイメージがあるので、かつてのわたしのように、憧れてるけど未挑戦という方も多いと思います。そっと手渡されたらすごく嬉しくなってしまうのではないでしょうか。わたしにも、あなたにも、そして誰かにとっても、「タルト」ってなんだか懐かしいような憧れを呼び起こすお菓子なのではないかと勝手に思っているのです。

 
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by farine12 | 2008-08-06 23:57 | 原点/Starting Points | Comments(4)

大事にしたいお気に入り

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 教室を開く前に、どんなメニューにしようかとあれこれ考えていた頃がありました。特にレギュラーコースに関しては「お菓子作りの基本」が分かりやすく伝わる内容にしたいと思っていましたから、どのお菓子をどの順番にしたらいいのか、結構考えたのでした。

 そんな中で、工程が少なく、分かりやすく、ほぼ失敗もなさそうで、シンプルで…手順の優しさという点だけを云えばAコースの最初に持ってきても良さそうなお菓子がありました。どなたかに焼き菓子の詰め合わせを贈るときには、必ず入れていたお気に入りのお菓子で、召し上がった方からも大好評でしたから、レッスンメニューに加えようとは最初から考えていたのです。それでも。考えに考えて(?)Bコースでの登場とさせたのでした。

 バター・砂糖・タマゴ・小麦粉。これらの材料の配合や泡立て方、混ぜ方でいろんなお菓子が出来ること。「シンプル」ということは決して「手抜き」ではなく、ちょっとしたことの積み重ねでこんなに美味しいお菓子になるのだと、伝えられたらいいな。それを分かってくださった上で、こういう手軽だけど美味しいレシピもあるって知ってもらえたらいいな。そう願ってのことでした。

 Aコースで散々、「バターのすり混ぜ」をさせられて(?)腕を鍛えてきた(?)方達にしてみたら、「えっ、もういいの?」と聞かれるくらいにすぐに作業が終わってしまうようなお菓子ですが、次にいらしたときに「美味しかった~」「こんなお菓子もあるんですね」と感想をくださるので嬉しく思っています。しっかり丁寧に混ぜるお菓子を先に作っているからこその比較ですし、もし最初にこちらを作っていたら、「お菓子作りなんて簡単ね」で終わってしまってたかもしれませんから…「手抜きではないシンプルさ」の良いところを、少しでも共有できたら幸せなことです。そして、召し上がったご家族や、プレゼント先で喜んでもらえたら、「作り手」である生徒さんにとっても、きっともっと楽しんでもらえるのではないかと…そんな風に思っています。

 今でも「ご自宅での復習率No.1のお菓子」の座をキープしている、教室定番のお菓子です。そしてわたし自身も、焼き菓子を詰め合わせる時には今でも必ず、このお菓子を焼いています。

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by farine12 | 2008-06-04 23:31 | 原点/Starting Points | Comments(4)

砂糖衣の誘惑

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 子供の頃から、なぜか「砂糖衣」が大好きでした。市販されているデニッシュ系のねじりパンに、薄甘いコーヒー風味の砂糖がストライプ状にかかってるものや、ドーナッツに満遍なくコーティングされたシャリシャリの砂糖も、食べ終わると手や口の周りがぺたぺたする感じも、どこか幸福感に繋がる記憶でした。

 お菓子作りをするようになって、「生地」そのものに「大量のお砂糖」が入ることに愕然として「これ以上砂糖を摂るなんて…」とばかりに敬遠していた時期もありました。不必要にカロリーを増やすなんて!と。それでも、教室を開いてからメニューを考えるようになって、やっぱり砂糖衣の持つ不思議な魅力に惹きつけられて、時々メニューに登場しています。お菓子本体をやや砂糖を減らしてからだったら、いいかな~なんて(笑)。

 焼きっぱなしだって可愛いのだけれど、こうして細く線状に絞ってあげるだけで、雰囲気ががらりと変わりますし、中身にあわせてリキュールやシロップを使うことで、より風味が増したりといいこと尽くめ。心なしかよそ行きに「お洒落」した感じになるので、リボンをかければすぐにプレゼント用にも変身しますし…

 子供の頃に感じた、甘いものに関する記憶の欠片たち。作っているわたしだけではなくて、食べるひとにとっても、ふわりとノスタルジックな想いが浮かんだら素敵だなと願いつつ、今日もリボンをかけたのでした。

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by farine12 | 2008-05-18 23:09 | 原点/Starting Points | Comments(2)

創作スタジオ粉工房のブログ。レッスンの様子や日々のあれこれを綴ります。


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