カテゴリ:原点/Starting Points( 37 )

憧れのタルト。

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 振り返ってみると、いちばん最初の「タルト」の記憶は、親戚が買ってきてくれた某有名店の「チーズタルト」だったように思います。ショートケーキ、モンブラン、チョコレートケーキ、スフレチーズケーキ、サバラン、プリン、シュークリーム、くらいしか知らなかったので、ふわふわのチーズケーキじゃなくてややどっしりしたチーズケーキ、さらに土台がある!ということで、なんだか一気に「おとなっぽく」なった気がしたものでした。それからお菓子作りの本などを見て、「作り方」としてタルトを眺めたときに、こ、これは・・・む、難しそう・・・と、勝手にがっかりしたことを思い出します(笑)。「シュークリーム」と並んで、これは今は手を出すべきではない、と思ったんですよね。

 お菓子作りは小学4年か5年生から始めたのですが、実際に「タルト」を初めて作ってみたのは数年後、シンガポールに行ってからでした。一応(笑)温度設定のあるガスオーブンがキッチンに付属していたのを幸いに、すこしづつ週末に作ってみては、お客様にお出ししたりしていました。当然今のように作れていたわけではありませんから、当時のスキルを振り返ると、よくあれでお出ししていたよね・・・と冷や汗が出ます。にこやかに受け容れてくださったお客様達には感謝ですね。

 「チーズタルト」はもちろんですが、当時やっぱり憧れたのは、「零れんばかりのベリーが乗ったフルーツタルト」でした。タルト生地を敷き込んで焼き、アーモンドクリームを詰めてまた焼き、カスタードクリームを作って塗り広げ、やっと最後にベリーを乗せて・・・と、その工程の多さに、「終わらないんですけど・・・!」と焦ったのも今となってはいい思い出です(笑)。用意したフルーツが足りなくてなんだかスカスカしてる!と慌てたり。作り終えてほっとしたけれど、いざカットする段になって、割れるわ砕けるわ、フルーツはめり込むわで、もうドっと疲れたのも鮮やかに思い出します(笑)。当時は打ち粉をして生地をのばしていたので、一回で敷き込みが決まらなかったりすると、余計に生地が硬くなりますからね~~カットするのが難しいのも、当然のことでした。

 こんなお菓子が楽々作れるようなひとになりたいものだ、と思ってから、気づけばずいぶんと時間が経ち、今は確かに当たり前のように楽々作れるのですけれど・・・自家用に作るのはやはりどこか特別な日に限られるような気がします。日常として楽しむのは結局、もっと手軽で工程が少ないものを選びがち。ベリーたくさんの、キラキラしたタルトは、やっぱり嬉しいことがあったときに頂きたいかな。あるいは、気分をあげたいときの「おまじない」要素として、とか。なんとなく最近元気がない、というときに、よし!とちょっぴり気合いを入れて作ってみる、というのも良いかもしれません。そうして「自分の機嫌を取れるおとなになる」ということも、大事なのかもしれませんね♪

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by farine12 | 2020-07-13 22:19 | 原点/Starting Points | Comments(0)

練乳苺♪

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 子どもの頃、苺を食べるときに砂糖を掛けたり、練乳を掛けたりした記憶が全くないので、「練乳」あるいは「コンデンスミルク」というものの「味」を身近に感じるようになったのは、10代後半になってからだったのですが、それはまた後日語るとして(笑)。

 「存在」として意識したのは、中学生のとき。部活を通して親しくなった女の子が、週明けに「昨日は練乳ケーキを作ったんだ!甘くて美味しいんだよ~♪」と話しているのを聞いたのがキッカケだったでしょうか。当時すでにお菓子作りは始めていましたが、「練乳を混ぜて焼くケーキ」ってどんなものだろう?と興味津々で、あれこれ聞いてみたのですけれど、たぶん教えたくなかったのでしょうね(笑)いかに美味しいか、をとうとうと語るのみで、配合につながるようなことは一切話してませんでした(笑)。今のようにネットでちょっと調べれば(一応)わかる、という時代ではなかったので、疑問だらけのままでしたねぇ…(笑)

 教室を開いてからは、ホイップクリームを作るときに練乳を少し混ぜる、という程度がしばらく続きましたが、それこそ練乳が主役、と呼ぶべきお菓子に出逢ってしまったのが、「キーライムパイ」と「バノフィーパイ」でした。

 「キーライムパイ」は生徒さんからのリクエストで、本場で公開されているレシピをもとに、作りやすい大きさと、食べやすい甘さにあれこれと研究して「ライムパイ」としてご紹介しました。(日本では「キーライム」は手に入らないので…)もしかして記載ミスでは、と疑いたくなるくらいの練乳がどどどん、と使われるパイなので、最初にみた時にはほんとうに驚きました。慣れてしまうとこの分量だからこその、あの味と食感になるのだと納得してしまうからオソロシイものですね(笑)。「バノフィーパイ」に至っては、缶ごとグラグラ茹でて作る、という別の衝撃もありますが…

 「ライムパイ」を作ったことで、あれ、この仕組みと滑らかさって、もしかしたら他のお菓子に応用できるのかも?と、苺を使ってみたことで、こちらの可愛らしいパイが出来上がりました。「苺+練乳」の相性の良さってこういうことだったんだなぁ、とおとなになってから知りました。当たり前のように経験しておくことも大事だと思う一方で、知らなかったことがたくさん残されているのも、人生を楽しくしてくれると思うと、悪くないですね(笑)。

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by farine12 | 2020-04-22 23:55 | 原点/Starting Points | Comments(0)

抹茶のパウンドケーキ

抹茶のパウンドケーキ_a0392423_00173051.jpg

 
時々無性に食べたくなる抹茶のお菓子、そして、なんといっても焼き菓子も捨てがたい!それなら抹茶で焼き菓子を作ればいいのよね、と作ったことがありました。そう、今回の画像は過去フォルダを遡って引っ張ってきたものです。たぶん6年ほど前でしょうか。

 確かバターのすり混ぜナシで手軽なレシピにしたいと考えて、太白胡麻油とヨーグルトをベースにさささっと混ぜ込むタイプで、バターのコクがないぶんだけ、ちょっと補う何かを足したいなと、板状のホワイトチョコをぱきぱきと割って加えたのですよね。濃い目の抹茶の色合いにところどころ覗くホワイトチョコが可愛くて結構気に入っていたのです。画像を眺めていたら食べたくなってきました(笑)。

 おうちに居る時間が長くなるにつれ、何か作ってみたくなったり、なんとなく口さみしかったりして、ちょっと体重が…なんてひともいらっしゃるかも?わたしも気をつけなくては、なんて思いつつ、料理雑誌やお菓子の本を眺めては、あぁこれも美味しそう、あれも食べたい!なんて妄想を膨らませています。

 レッスンの時によく生徒さんが、「粉工房のお菓子は甘さ控えめだし、あまり重たくないから、どんどん食べられちゃうんです~」「前回の○○、うっかり全部食べちゃいそうになりました!」などご報告くださいます。「甘さ控えめ」は、意識してレシピを組んでいますので、そう云って頂けるのは嬉しい反面…そうか、甘さ控えめだからこそいっぱい食べられるのだとしたら、普通の甘さにして少ない分量で満足感があるほうがトータルのカロリーは低くなるかも??なんて、たまに考えます(笑)。

 「お菓子」は本来甘いものなのだから、「甘さ控えめで美味しい」という褒め言葉は少し矛盾がありますし、そもそも褒め言葉にはならないお国柄のところの方が多いでしょう。外国で目眩がしそうに甘~いお菓子に遭遇して、えっ、こんなに甘いの?と周りを見渡せば、皆さん美味しそうに完食していらっしゃる(笑)。味覚だけでなく、もう体の構造からして、違うんだなぁと実感します。う~ん、甘くしても(体質的に)食べられる人には、どこのご出身であろうと食べられるんですものね。それならやっぱり、ちょっと控えめにして適度な量を楽しんで、(うんと甘いお菓子を食べると仮定して浮いたカロリー分を)お酒に廻すとか別の小さなお菓子をひとくち、とかのほうが…幸せでしょうね(笑)。やっぱり、これからも甘さ控えめで行きます!

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by farine12 | 2020-04-20 22:37 | 原点/Starting Points | Comments(0)

記憶の苺

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 どのフルーツでも、年々出廻る時期が前倒しになってきていて、もはや「旬」の感覚もアップデートしなくてはいけないのかもと思いつつ、やはり「あれっ?もう??」と思ってしまいます(笑)。苺が10月の最終週に並んでいたのにはほんとうにビックリしましたが、やはり粒が大きすぎて、お菓子に使うにはあまりにも主張が強すぎて(笑)。クリスマス時期にはやはり、苺のお菓子がメニューに入るほうがいいかな、なんて思うので、「15㎝の丸型で焼いたケーキに乗せてバランスがとれるサイズ」を、数軒廻って選んだりしています。天候不順だった去年は、ちょっと様子を見ようと、クリスマスにはピューレなどで代用したお菓子を登場させました。皆さまご理解くださって、「苺そのもの」が飾っていなくても喜んでくださったので良かったです。ありがとうございました!

 年が明けてからは順調に苺も並んで、3月の半ばくらいにはこうした小粒の苺が手に入るようになって本当に嬉しい♪ 時代遅れだとは思いますが、わたし個人の「苺のイメージ」は、この写真のような、ちいさなもの。ひとさし指の第一関節ぶんくらい、でしょうか。

 子どものころに住んでいた町には緑がたくさんあって、住宅街の中にもちょっとした畑などがあって、ときどき苺を売りにきていたおばあさんがいました。わたしたちは親しみをもって「畑のおばちゃん」と呼んでいましたが、今から思ったら、おいくつだったのでしょう…?

 割烹着タイプのエプロンをして、少し背中が丸くなっていて、プラスチック製の「ザル」に摘んだ苺を盛って、訪問してくれていました。カタチが不揃いで、種の部分もちょっとゴツくて、いかにも「あの苺の花が果実になりました」という気配で、好きだったのです。味は残念ながら、ちゃんとは覚えていないのですが。いえ、こんな味だった!と思わなくもないのですけれど、それは「後付けの記憶」かもしれないと思うと、もうあやふやですね(笑)。

 「畑のおばちゃんの苺」を思い出すたびに、「記憶」って、どうして曖昧なのに鮮明なんだろう、と思います。間で何度も思い返すうちに、少しづつ変化してゆくこともありますし、思い出さないと忘れる一方のものもあるなかで、ちょっとした刺激ー聴覚とか嗅覚とかーで、封印していたものがぱぁん!と開くこともありますし。非常に個人的なもののようでもあり、でも、「ノスタルジー」というコトバに代表されるような、どこか「共通認識」のある記憶もありますし。

 季節は確実に進んでいて、散った桜の枝にも、つい少し前まで枝だけだった銀杏にも、新芽がたくさん。この小粒の苺も、ひっそりと見かけなくなってしまうのですよね。寂しさもあり、でも、次のフルーツがまた登場してゆきますね。心待ちにできる楽しみがまだ残されていることに、感謝です。

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by farine12 | 2020-04-18 22:06 | 原点/Starting Points | Comments(0)

抹茶ロール

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 ある日のお茶菓子。

 教室では基本的に、生徒さんご自身で材料の計量をお願いしていますが、2品同時進行などで慌ただしいときに、隙間時間に私が計量をお手伝いすることもあります。

 「抹茶のスフレロール」は久しぶりの別立て法で、なぁんて得意げ(?)に取り上げていたのに、うっかり普段と同じように「薄力粉と一緒に抹茶」を計量してしまったことがあり、「あぁ…習慣と云うものはオソロシイ…」と一瞬ガッカリして、気を取り直して再計量しました(笑)。間違った分はもちろん捨てずに、こうしていつもの「共立て式」でスポンジを焼き、ロールケーキに。シンプルに練乳クリームにしました。

 教室を始めた頃はほんとうに本当の初心者さんも多くいらしていて、砂糖と薄力粉を一緒に計ってしまう方もいらしたりして、はっ!!ということも頻繁でした。仕方ない、もいっかい計ってください、「それぞれ」、「別々」にお願いしますね、と強調したり、砂糖を計り終えた瞬間にすかさずスケールから下し、別の計量箱を乗せて、こっちに小麦粉です☆とやってみたり(笑)。生徒さんが帰られてから、さて、この「砂糖と小麦粉(の混ざったの)」はどうしよう…と考えて、分量の内訳はわかっているわけですから、さらに足してマフィンになったり、ホットケーキになったりしたものでした。懐かしいですね。

 気をつけていてもうっかり。何かに気を取られてうっかり。知らないからこそうっかり。

 いろいろあるものなので、そして、わたしもやっぱりうっかりするときはあるので(笑)おおらかにおおらかに。を心掛けたいのです。(できているかはわからないですけど~。ときどき、おっかな~い顔してるのかもしれませんけど…)

 抹茶のシンプルなロールケーキ、別立てとは食感が異なりますが、これはこれで、というか、普段通りの美味しさでした(笑)。

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by farine12 | 2020-04-10 10:12 | 原点/Starting Points | Comments(0)

お食い初めのお祝いに


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 「お食い初めのお祝いでお集まりがあるので、ケーキをお願いできないかしら?」と母の友人Hさんからご連絡がありました。子どもの頃から何かと気にかけてくださっていた方で、実はわたしがお菓子を本格的に勉強したいと思っていた時に、師匠の教室を紹介してくれた恩人でもあります。お嬢さんのAさんがご結婚されたことは、リアルタイムで教えてくださらなかったのですが(笑)お食い初めに関してはお声を掛けてくださったので、張り切って作りました♪

 18?の苺ショートケーキは久しぶり。3段スポンジの間には、カット面が鮮やかに見えるように「あまおう」を使い、トップの苺は香りと甘さを楽しんで頂けるように「スカイベリー」を選びました。生クリームには練乳を少し加えてよりミルキーに。この写真では、お名前と100日のアイシングクッキーを飾れるほうがいいのかも、と中央のスペースをあけたのですが、お引き渡しの時にご確認して、やっぱり中央にも苺を乗せました。

 そうそう、お名前に「花」にまつわる漢字が使われているので、クッキーには砂糖で作った小花を飾ってみました♪ よつ葉のクローバーのアイシングクッキーも一緒にパチリ☆


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 時間差で楽しんで頂けるように焼き菓子の詰め合わせも。ピンクのアマンドショコラ、胡麻のフロランタン、自家製柚子ペーストのフィナンシェ、ディアマンバニーユ、アイシングクッキーの桜とよつ葉、そしてマカダミアショートブレッド。お祝い事なのでやっぱりフィナンシェは欠かせないですし、ディアマンはダイヤモンドの意味なので加えておきたくて。金の延べ棒にダイヤモンドによつ葉に…あら、ちょっと節操ないんじゃない?なんて思われたかもしれませんが…(笑)。


 後日、とっても可愛いEMAちゃんのお写真を送ってくださり、母とふたり、メロメロになっていました(笑)。美人さんになりますね。将来が楽しみですね!健やかなご成長をお祈りしています。育児とお仕事の両立でAさんきっとこれからすごくお忙しくなると思いますけれど、どうぞお身体ご自愛くださいね。

 そして久しぶりにお逢いしたHさんから、粉工房オープン時に掛けてくださった言葉の追加メッセージを戴いて、これまで続けてこれたことを改めて嬉しく思いました。長く見守ってくださって、感謝しております。ひとつの区切りのようでもあり、でも、まだまだ精進しなくては、との想いも新たにしました。ご家族の大切なひとときのために、お声を掛けてくださってありがとうございました。

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by farine12 | 2019-04-02 23:50 | 原点/Starting Points | Comments(0)

しあわせ。


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 ピンポーン、と宅配のお兄さんが持ってきてくれた包みを開けると、なんと、ニューヨークに駐在しているIさんからのギフトでした!先日ご両親が逢いにゆかれたそうで、その際に「konaさんに♪」と預かって、戻られてから宅配を手配してくださったのだそうです。略儀ながらお電話で受け取りのご報告とお礼をして、久しぶりにお母様のお声を聞きながら、あぁほんとうに嬉しいことだなぁと思いました。

 Iさんが初めて粉工房にご参加されたのは教室を開いて最初のクリスマスの頃でした。体験のガトーショコラを作られた後にビュッシュ・ド・ノエルにお申込みくださったのですが、ちょっと確認が必要なことがあって、ご自宅にお電話させてもらった時にお母様が出てくださって。「就職して2年目で、少しお仕事にも慣れてきたので、何かレッスンに参加するのもいいかもね、と話していたら粉工房さんを見つけたんですよ。」と話してくださいました。

 16年の間には、ご結婚されて、旦那様の海外赴任に同行されたり、双子のお嬢さんのお母さんになったり。お休みされることもあるけれど、新しい生活のペースに慣れてくるとまた通ってくださって。今度はニューヨークなんです、と出発されてから1年。近況を綴ってくださったカードと、お嬢さんたちの可愛い写真も同封してくださいました。


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 洗練された綺麗なお菓子もたくさん見かけるけれど、やはり甘めで、香りも強い傾向になるから、と、粉工房のレシピでお菓子を作ってくださっているとのこと。Iさんがスポンジを焼き、クリームのナッペをある程度してから、EちゃんとMちゃんがフルーツや飾りを乗せて仕上げてくれるのだとか♪ きっと賑やかで微笑ましい光景でしょうね♪ ホームメイドの味や、出来上がる過程も含めて、みんなで楽しんでくださっているとのご報告に、あぁ、粉工房をオープンした時から常に思っている「お菓子作りを通したコミュニケーション」のお手伝いをさせていただけて、ほんとうに幸せなことだなぁと感じました。

 奇をてらわず、シンプルに。あまり特別な材料ばかりではなく、手に入りやすい材料で、楽しく美味しい時間を作る。粉工房の原点を、遠く離れた外国からも届けてくださって、ほんとうにありがたいことです。

 ちょっとした買い物や用事、洗濯をしにいったり、取り込んだりするわずかな時間さえも、子どもたちだけで残してしまうと虐待とみなされて通報されてしまうというニューヨーク。日本にいるときよりもずっと気を張った生活だと思います。とてもまじめで誠実なお人柄のIさんなので、きっと全力で毎日過ごされているのだろうな、と想像します。少しでも、ゆったりできる時間が見つけられますように。

 素敵な写真とメッセージ、そして美味しいコーヒーをありがとうございました!ブログを読んでくださっているとのことなので、ご紹介させてもらいました。日系スーパーなども充実しているとのことですが、見つけられないもの、手に入れにくい材料など、送りますよ♪ 遠慮なく教えてくださいね☆

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by farine12 | 2019-03-17 23:30 | 原点/Starting Points | Comments(0)

愛しのプリン。


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 子どものころから大好きだった「プリン」。お菓子作りを始めたのは小学5年生の頃でしたが、カラメルソースがちょっと怖くて(笑)プリンに取り掛かるようになったのは何年も経ってからでした。家族の好みの「しっかり焦がしたほろ苦いカラメルソース」が安定して作れるようになったのはお菓子作りを本格的に勉強するようになってから。教室をオープンして以降はシンプルで飽きの来ないスタンダードレシピとも呼べる配合を「レギュラーコース」で取り上げつつ、月替わりの単発メニューでは生クリームや卵黄多めのコクのあるもの、チョコやコーヒー、かぼちゃにさつま芋など、フレーバーのあるものもご紹介するようになりました。

 市販のプリンも、それぞれに美味しく、嬉しい。そんなふうに思いながらも、やっぱり「自分の好み」のプリンは大きくまとめれば2種類なので(笑)外のプリンを食べたあとにやっぱり物足りなくて自分レシピのプリンを作ることもしばしば(笑)。この感じ、ある意味で「カレー」と似てるかもしれませんね。ひとことで云えないくらいに細分化されて、専門店やカフェ、食堂、ファストフード店、ファミリーレストラン、喫茶店・・・拘らずにふらりと食べるのも、理想を追求しても、どちらも楽しめる上に、「家庭ごとの味」もあったりして、大元のイメージは(ある程度)共通なのに、幅広くてさらに奥が深い、というところが。

 つい先日まで「プリン」をテーマにしたEテレの番組があったので、テキストを購入し、番組もときどき見ていたのですが…「プリン」を巡る光景のなんと温かくノスタルジックなこと。わくわくしながら眺め、たまには違う配合でも作ってみましょうと、テキストのレシピ通りに作ってみたら…配合を見た時にイメージしたよりもさらに硬めの食感でしたので、2回目は少し牛乳を増やしてリベンジしたのが↑の写真。だいぶ、好みに近づいてきましたが、やっぱり普段の配合のほうが好きだなぁ、なんて思いました(笑)。

 しっかり焦がしたカラメルに、卵と砂糖と牛乳と。こんなにシンプルでノスタルジックで、何かしらの思い出エピソードが誰にも必ず見つかりそうなお菓子。こんなもの、ほかにあるでしょうか、ね。と思えてしまいますね。

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by farine12 | 2018-09-13 23:48 | 原点/Starting Points | Comments(0)

抱っこくま。


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 そういえばずいぶん前に作った「抱っこくまクッキー」。一昨年あたりからSNSに登場し始め、去年はかなり注目されていたようでしたが…なぜかあまり関心が持てず、今年になってから作ってみたものの、画像公開には至りませんでした。え、理由??・・・それは、あまり上手じゃないからです(笑)。

 仕上げのリボンを結んだりする手元を見た生徒さんから、「わ、Konaせんせ、器用ですね~」と、たまに云われたりするのですけど…いえいえ、ぜんっぜん器用じゃないんですっ!またまた~ご謙遜を!なぁんて云われもしますが(苦笑)イメージを壊すようで申し訳ないけれども、実際のところ、不器用ですし飲み込みも悪いのです。

 仕事柄ふつうに出来ている(ように見える)こと全て、何度も何度も何度も繰り返しているからこそ慣れたり手早くなったりしただけで、今、新しいことをしたらもう…ひどいものですよ(笑)。組み立て家具のねじを廻すのとか、もう何年もしていない針仕事とか。家族には呆れられ、自分でも笑っちゃうくらいのダメさ加減です。あまりに苦手でヘタなので究極の対処法をひとつ身につけたことがあって、先日その話をうっかりしてしまったら 「ひ、ひどすぎる~」と、ドン引きされたくらいです(苦笑)。あ、やっぱりこれは公言してはいけないハナシだったのだわ、と密かに反省したところです。

 あら、ハナシが逸れすぎました。修正修正(笑)。

 なぜ、あんなにもブームになった「抱っこくま」を、こんなにも「くま好き」のわたしが (え、初耳ですか?ではいつかまた語ります。) 早々に取り掛からなかったかと云えば…ひとえに、「クッキー生地の型抜きがすでに大変」から始まり、「アーモンドをどう抱えさせるか悩むから」を経由し、「顔をどうしていいかわからない」に行き着くからに他なりません!

 伸ばしたクッキー生地を型抜きするのに、この「くまちゃん型」があまりに華奢で、型を持ち上げる時や生地をテンパンに下ろすときに細心の注意を払わないと両腕がもげてしまうのです(涙)。そしてやっとテンパンに並べても、このひとつぶアーモンドが剥がれないように抱きかかえさせるのに、腕の付け根がひび割れないようにするのがまた大変。極めつけはアーモンドで口元が隠れてしまうので、「くま」を連想する鼻と口が描けない!もうスペースとしては「目」しか入れられないのに、ほんのちょっとのバランスでエイリアンになってしまう…

 ほ~んと、「初めて」することって、こんなに下手なんだな~~、と、改めて気づかされてちょっと落ち込んだものです。それなら、可愛いのが出来るまでひたすら繰り返してコツを習得すればいいだけなのでは…?今までだって、繰り返しの練習でなんとかしてきたでしょう?と自問してみましたが、写真のこの仔たちを作るだけで酷い肩こりが長引いたことを思うと…

 そんなわけで、ただ一度だけの、幻の「抱っこくまクッキー」となりました。次に作るのは来年でしょうか。。。

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by farine12 | 2017-08-12 09:12 | 原点/Starting Points | Comments(0)

ロールケーキ。


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 お菓子を勉強中だった頃は、シンプルでどっしりしている焼き菓子のほうが圧倒的に好きで、生クリームたっぷりのデコレーションケーキや、心もとないくらいふわふわのロールケーキなどは興味の対象外でした。クッキーやバターケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、タルトはよく作っていましたが、生菓子のジャンルでは唯一、ムースくらいで、生クリームがそのものが主体になるものはあまり熱心ではなかったことを思い出します。

 教室を開くと決めてからの準備段階で「そういえば苺ショートやロールケーキは、レッスンで取り上げられるほど自分で納得がいっていないよね…」と気がついて(笑)そこからいろいろ試作と練習を重ねるうちに、生クリームの美味しさにも気がつくようになりました。

 甘さを抑えて丁寧に泡立てたホイップクリームはほんとうに美味しい!と思うようになったのは教室を開く直前でしたが、意外にも、わたしと同じように「あ、こんなに美味しいものだったんですね」というお声をたくさん頂くようになりました。生クリーム苦手と云う方、結構いらっしゃるものなんですね。スポンジとのバランスや、何を巻き込むかなど、変幻自在のロールケーキ。いちど嵌るとあれこれ作ってみたくなって、先日なんとなく数えていたら45レシピありました。ざっくりと数えたのでもしかしたら50超えるかもしれませんが。

 とてもシンプルな構造なのに、バリエーションは豊富。持ち運びしやすくて、切り分けやすい。見た目と実際の味が極端に違うこともなく、そういう意味ではとても安心感のあるケーキとも云えますね。これからまたどんなロールケーキを作ってゆけるのか、楽しみでもありますね♪

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by farine12 | 2015-12-11 23:43 | 原点/Starting Points | Comments(0)

創作スタジオ粉工房のブログ。レッスンの様子や日々のあれこれを綴ります。


by Konakoubou
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