幻の表現と後日談


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 過去の画像をあれこれ遡って見ていたら、とても懐かしいものを見つけました!「1月のお菓子・バノフィーパイ」 で詳しく書いていましたが、「缶入りの練乳」が主要メーカーさんでことごとく生産終了になってしまったために、「缶ごと180分茹でる」という表現が今や幻、という状態に(涙)。同じ時間を掛けるならと、必ず2~3缶一緒にコトコト茹でていたのが懐かしい…真夏にするのは考えるまでもなくゾッとしますが(笑)寒い寒い日に、お湯が減っていないかときどき確認しながらコトコトコトコト小さく沸騰させているのが好きでした。とっても暖かくて、ゆったりしたひとときでした。

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 完全に冷めるのを待って、缶を開けると、乳白色の練乳がこんなに素敵な色合いに!!まさにトフィー♪

 お鍋で砂糖を焦がしてカラメルソースを作ったところに生クリームを入れて作る「キャラメルクリーム」よりも、「ミルク感」が強く、甘いのにあとくちは軽いのです。「キャラメルクリーム」とは違う魅力で、もうほんとうに感激したものです。本場イギリスでは、わざわざこうして時間を掛けて茹でなくても、すでに「トフィー缶」が売られていると聞いて心底「素敵・・・♡」と羨ましく思ったものです。

 今回3年ぶりに再々登場させるにあたり、缶入り練乳がもう作られていないと知った時のショックときたら…それと同時に、ではどうやって練乳からトフィーを作るか、という課題も出てきてしまって、お正月休みにあれこれと試すことになりました。

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 缶を茹でるのと同じ要領で「チューブ入り練乳」を茹でるという選択肢もあったのですが、個人的にあまり気が進まなくて…練乳を直火に掛けると焦げるのが分かっていたので電子レンジを使ってみたり、そして想像通り焦げなさ過ぎて(苦笑)ただの「ミルクキャラメル」を作ってしまったり(上↑の写真)、やっぱり色を付けるには直火か~!とごく弱火で試してまんまと焦がしたり(苦笑)、湯煎に掛けてみたり(時間かかりすぎで却下)、と、あれこれ試して、「たぶん一番時短で、さらに確実」と思われる方法に辿り着いたのでした。(←大袈裟)レッスンに間に合ってよかった…とホッとしました。

 練乳トフィーならではの風味を楽しんで頂けると思いますので、ご興味のある方はぜひ!レッスンにご参加くださいね。そして、前回・前々回「バノフィーパイ」を作られた方には、レッスンご参加時にでも、今回編み出した方法(←大袈裟)をお伝えしますので、ぜひまたおうちで作ってみてくださいね♪

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by farine12 | 2020-01-16 23:51 | 教室でのあれこれ/Things in My Class | Comments(0)

創作スタジオ粉工房のブログ。レッスンの様子や日々のあれこれを綴ります。


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