NoSide
2019年 10月 20日
つい先日、松任谷由実さんの45周年記念ライブツアー 「TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years」の映像が放送されていて、たまたま気がついて途中から見たのですけれど…これまでにも演出が凝っているとか総工費が億を超えるとかよく耳にはしていましたが、初めて映像を見てほんとうに度肝を抜かれた、という感じでした(笑)。
以前からこちらでもたまに書いていますが、「ユーミン」をまったく聴かないで避けていた時期が長く続いたものの、振り返れば中学生のときはアルバムが家に2枚あったり、誰かがテープをダヴィング(笑)してくれたものがあったり、と、80年代半ばくらいまでの曲には結構馴染んでいたので、新旧取り混ぜたセットリストのうちの半分くらいは知っている曲でした。その時々の時代背景の象徴を切り取ったものは、ときに切なくときに皮肉が込められていて、微笑ましく思ったり、あぁこういうところがニガテと思って離れたんだった、なんて思いながら聴いていました。
受け取り手側として、ニガテと思う世界観は確かに今も変わらないのですけど、「45年間走り続けたひとりのアーティスト」として見た時に、やはり「ユーミン」はすごいヒトだなぁとしみじみ思いました。
そして…よく聴いていた80年代半ばの曲を数曲懐かしい思いで聴いた直後でしたので、今夜はもう、「ユーミンの名曲」としてこちらがすぐに浮かびました。
日本×南アフリカ戦を固唾をのんで見守っていた方々、きっとこの曲を思い浮かべたひとが今夜はとっても多いでしょうね。中学生だったあの頃のわたしは、「ラグビー」というスポーツにまったく関心はありませんでしたが(苦笑)なんとなく、この曲は好きでした。「守ってあげたい」より、イメージしやすかったかな(笑)。
35年くらい前の曲なんだなぁ・・・と改めて考えるとほんとう、ビックリしますけど(笑)こういうタイミングで聴くと、すごく染み込みます。
積み重ねた努力が必ず報われるとは限らない。でも、全力で取り組んだ姿勢が人々の胸を打ち、また新しい時代を築いてゆく。これだけ多くのひとを動員して巻き込んだ熱量が、きっと新たなステージへと押し上げてゆく。同じときを共有できること自体が凄いことなのでしょう、ね。
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