優しい気配
2018年 12月 21日
「長いこと苦手だった長澤君」が気になり始めたのは2年前のこと。この一年はさらに世界観にどっぷりと浸るようになって、あんなにニガテニガテ云ってたのがほんとうに申し訳なく思うくらい、今では何かしら毎日聴いています。
何度もこの「はなうた♪」でご紹介しようと思いつつ、いざ書こうと思うと力が入りすぎるようで(苦笑)これはもう、一度でもサラッと書いてしまわないことには次が閊えてしまってどうにもならないわ!と思い立ちました。しばしおつきあいください(笑)。
秦基博さんと同期デビューですし、作詞作曲を自身で手がけるというのも一緒ですが、プロデュースやプロモーションがかなり差があったようで、秦さんよりもさらに「知る人ぞ知る」的存在。好き嫌いが相当分かれるであろう声と詞の世界観は、長澤君ご本人が「僕の歌はひとを選ぶそうだから 調子をこくぜ 僕はひとを選んでる それでもいいと君が笑ってくれるなら 誰より誰より愛をこめて奏でるよ」と別の歌に綴るほど、自覚的にその特徴を最大限に生かして活動を続けてきたわけですね(笑)。好きになった今では、ほんとうにたくさんの愛を分けてもらってるように思えます(笑)。
好きな曲を10曲挙げて、と云われたら必ず入るなぁ、と思う曲のひとつがこちら↓。一年中聴いていますが、途中から響いてくる鈴の音が、今の季節感にピッタリかな、と思うのでご紹介です。
アニメーションに使われているイラストも、長澤君が描いたものだとか。味のある線で、詞の世界観を盛り立てていますね。ラブソングのようでありながら、恋愛のステージを軽く超越した、もっと大きな括りでの「愛」を感じられる歌だなぁ、と思います。楽曲の中によく「頷く」というコトバが使われるのもいいなぁと思っていて、どんな自分の姿も(多少の反省はしつつも)肯定しよう、好きなひとのどんな姿も多様性として受け容れようとする気概が感じられるのが素敵です。長いこと「聴かず嫌い」でしたが、「聴いてみてわかったこと」がなんだか嬉しい。あのとき「ほかの曲も聴いてみよう」と思ったわたしを、今のわたしが頷いています。そんなわたしを見て、長澤君も、微かに頷いてくれるかもしれません(笑)。
↓お菓子のハナシではないけれど…
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