愛しのプリン。
2018年 09月 13日

子どものころから大好きだった「プリン」。お菓子作りを始めたのは小学5年生の頃でしたが、カラメルソースがちょっと怖くて(笑)プリンに取り掛かるようになったのは何年も経ってからでした。家族の好みの「しっかり焦がしたほろ苦いカラメルソース」が安定して作れるようになったのはお菓子作りを本格的に勉強するようになってから。教室をオープンして以降はシンプルで飽きの来ないスタンダードレシピとも呼べる配合を「レギュラーコース」で取り上げつつ、月替わりの単発メニューでは生クリームや卵黄多めのコクのあるもの、チョコやコーヒー、かぼちゃにさつま芋など、フレーバーのあるものもご紹介するようになりました。
市販のプリンも、それぞれに美味しく、嬉しい。そんなふうに思いながらも、やっぱり「自分の好み」のプリンは大きくまとめれば2種類なので(笑)外のプリンを食べたあとにやっぱり物足りなくて自分レシピのプリンを作ることもしばしば(笑)。この感じ、ある意味で「カレー」と似てるかもしれませんね。ひとことで云えないくらいに細分化されて、専門店やカフェ、食堂、ファストフード店、ファミリーレストラン、喫茶店・・・拘らずにふらりと食べるのも、理想を追求しても、どちらも楽しめる上に、「家庭ごとの味」もあったりして、大元のイメージは(ある程度)共通なのに、幅広くてさらに奥が深い、というところが。
つい先日まで「プリン」をテーマにしたEテレの番組があったので、テキストを購入し、番組もときどき見ていたのですが…「プリン」を巡る光景のなんと温かくノスタルジックなこと。わくわくしながら眺め、たまには違う配合でも作ってみましょうと、テキストのレシピ通りに作ってみたら…配合を見た時にイメージしたよりもさらに硬めの食感でしたので、2回目は少し牛乳を増やしてリベンジしたのが↑の写真。だいぶ、好みに近づいてきましたが、やっぱり普段の配合のほうが好きだなぁ、なんて思いました(笑)。
しっかり焦がしたカラメルに、卵と砂糖と牛乳と。こんなにシンプルでノスタルジックで、何かしらの思い出エピソードが誰にも必ず見つかりそうなお菓子。こんなもの、ほかにあるでしょうか、ね。と思えてしまいますね。
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