長澤君。
2017年 09月 17日
大ファンの秦基博さんが所属するオフィス・オーガスタには個性豊かなアーティストが揃っていて、それぞれ動向を注目していたり好きな曲があったりするのですが、その中でも秦さんと同期の長澤知之さん(以下長澤君と呼びます)だけは、どうしても好きになれずにいました。2012年に初めてその存在を知り、代表曲を3曲ほど聴いた段階で、もうクラクラ(笑)。なんというかすごく不安定な音の作り方だし、歌詞は多感な中学生のようにとんがっているし、そんな世界観にプラスして独特の声質。粘着質のハイトーンボイス、というか…どこをとってもかなり苦手だな、と思った上に、オーガスタの全アーティスト共演の夏フェスでまるでふてくされたようにステージに立つ姿に、もうどこもいいところがないじゃない、くらいに思ってしまったのでした。
刹那的、とか退廃的、という言葉には、どこか「色気」なども連想されるような気がするのですけど、こと長澤君に関しては、ただただ投げやりと云うか…斜に構えてるとも思えなくて、キャラ作りだったとしてもそこを選ぶ段階でもうダメダメすぎる、なぁんて思っていたのです。
それが、去年秦さんと同じくデビュー10周年を迎えて、秦さんとコラボで歌っているのを聴いて、あれ、こんな歌い方だった?こんな声だった?こんなにストレートで優しい歌詞もあったんだ??と、もう鳥肌がたつくらいに感激したのでした。
♪僕らの輝きって午後九時の夜空みたいなモノ
街の灯の外に在って街の中からじゃ見えないモノ
時々見失って溜め息の雲に隠れても
響き渡る光へのメロディ
君へのこの思いを詩にすれば五文字で終るけど
それほどに短くって てらいが無くても輝くモノ
時々「分からない」と君はふてちゃう事もあるけど
これが僕の光へのメロディ
来週も再来週も日曜の終りは月曜の足音
また頬杖を突いて同じ窓を眺めるのかなぁ…
どれくらい泣きじゃくってどれくらい暗く閉ざされても
君にもある光へのメロディ
僕らはひとつの愛になる ご覧、
今目に見えなくても日差しのように照らし出すから
望めば望むほど君は今日をもっともっと生きたいと思うはず
一夜のアバンチュールの出会いなんか僕は要らない
心が赤の他人のキスなんか欲しくはない
この世の次元内での恋愛とは違うんだよ
僕と君の光へのメロディ
何にも悲しくないけれどアクビだなんてうそぶく僕
人生そんなに暇じゃないね
取り戻せない空を追うよりも
さあ朝日を見に目を覚ますんだ
僕らはひとつの愛になる ご覧、
今は渇いていても雨のように心が満ちるから
願えば願うほど君の明日はずっとずっとより良くキラメクはず
一夜のアバンチュールの出会いなんか僕は要らない
心が赤の他人のキスなんか欲しくはない
この世の次元内での恋愛とは違うんだよ
僕と君の光へのメロディ
僕と君の光へのメロディ
僕と君の光へのメロディ ♪
−「僕らの輝き」−長澤知之
最初は秦さんとのコラボだから魅力的なのかと思ったりもして(失礼!)、それならとyou tubeで長澤君の音楽をいろいろ聴いてみたら、どんどんどんどん嵌っていって。長澤君ならではの愛の感触や熱のカタチがびりびりと伝わってくるようでした。「目に見えることが全てではない」ことを、なるべく忘れないおとなになろうと思っていたはずなのに、みごとに長澤君の創り出す世界の、ほんの針の先を見ただけで、わかった気になって排除していたんだなぁ…と反省しきりでした。
先入観を取っ払う、なんてことはなかなか難しいのですけど(苦笑)、なるべくフラットに眺めてみたら、こんなに素敵な世界が待っていたんだなぁと、新たな出逢いに嬉しくなりました。今回は迷いましたが秦さんとのコラボ音源を貼り付けますが、これから少しづつ、長澤君の歌詞と歌声についても、ここで紹介していきたいなと思っています。
↓お菓子のハナシではないけれど…
にほんブログ村
↓こちらにも応援のクリックどうぞよろしく。
お菓子教室ランキング