ヴィーガンスイーツ初挑戦
2016年 09月 06日
最近興味の幅が広がってきて、以前だったらなんとなく敬遠していた「ヴィーガンスイーツ」も面白そうだな、と思うようになりました。普段タマゴも乳製品も使うお菓子作りをしていますし、普通に材料としてストックしていますし、何より同じ空間で作っているので「アレルギー対応」とか「除去」という立場で発信してゆくのは違うと思っています。長く教室を続けていくうちに、生徒さんやご家族、そしてわたし自身も年齢を重ねているわけで、もっといろんな視点からお菓子作りを捉えてゆくのも必要かも、と考えるようになったのです。選択肢のひとつとしていつかレッスンでご紹介できるように、と、まずはテキスト通りに作ってみました。「ヴィーガン」の技法をまずは知って、その「味」や「香り」を知らないことにはオリジナルは作れませんから…ね。
植物油で作ったタルト生地には全粒粉も入っていてよりナチュラルな感じ。アーモンドクリームにはお豆腐も入っています。せっかくだから紅玉の代わりにブラムリーを使って。トッピングのクランブルもバター無しの植物油です。
想像していた以上に美味しくて、お豆腐が入ってるせいかなかなかボリュームがあって満足感が高いです。バターの香りがしないのがやや寂しいけれど、食感と云う点ではまったく遜色なし。腹持ちは良いけれどもたれない。そんな印象でした。普段食べるお菓子はこういう植物性で、たまにバターのお菓子も楽しむ、というパターンもアリなのかもしれません。
なかなかヴィーガンスイーツって食べる機会がないので「標準」が良く分かっていないのですよね…まずはいろいろテキスト通りに作ってみて、知ってみようと思います。
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