休暇♪

　無事に休暇から戻り、教室を再開しておりますが、なかなかブログを更新できず。遅くなりましたが、ちょこっと、ご報告です。インドネシア・ビンタン島へ出掛け、自転車に乗ってきました。ヨーロッパ・アフリカ・アジアの混合チームで総勢２０名（！）。そのほとんどが自分の自転車を持参しての参加という、とても気合の入った、特別な休暇でした（笑）。




　宿泊先はリゾート開発された地域。海も綺麗でしたし、ゆったりした時間が流れていて、陽射しが強くても湿度が高くても、全然気になりません。この暑さで自転車に乗ることを思い浮かべると、途端に「いやぁ、大変そう。。」と不安になるのですけれど、実際走ってみないことにはわからないこともいっぱいあるのだし！と云い聞かせて（笑）着いた日はひたすら、のんびりとしていました。（一部のメンバーは、さっさと自転車を組み立てて走りに出掛けていましたけれど。。）




　２日目にサイクリング。主な道路はきちんと舗装されていて、リゾートエリアから離れて地元のひとたちが暮らす村の周辺も走りましたが、路面そのものはそんなに凹凸もなくて気が楽だったのですが…とにかく坂ばっかり！登っては下って、の繰り返し。休んでしまったら動けなくなってしまいそうで、あまり写真が撮れなかったのが残念でした。写真はちょうど平らなところで、今なら降りても大丈夫と撮影してみました。




　地元の村の、お店やさんをパチリ☆建物の雰囲気や色彩感覚、なんだかとても懐かしいような気がしました。シンガポールで暮らしていた頃に、マレーシアの田舎にホームステイしたことがあるのですが、その時に迎え入れてくれたファミリーのことや、作ってくれたお料理のことなど思い出して…時間の感覚が少し変化したような、不思議なひとときでした。




　脇道に目をやると、舗装されていないところは、こうして真っ赤な大地が覗いています。シンガポールに初めて出掛けた時にも、空港から乗った車の中から真っ赤な土を見て驚いたものでした。あぁ、本当に、日本とは土が違う。雨が降った時の空気の匂いも、違う。粘土が違う、瓦屋根も違う。あぁ、本当に外国に来たんだ、と思ったものでした。インドネシアの土も、やはり、真っ赤で。宿泊先のホテルの屋根も、地元の村々の屋根も、こんな鮮やかな色の瓦だった。そんな風に思いながらシャッターを切りました。




　こちらは３日目。お昼を食べたお店から海岸沿いを撮ったもの。ここに辿りつく前に通った海岸線がとても美しかったのですが、疲労困憊で撮影できず。だって一度降りたらもう乗れない、と思って（笑）。カメラを取り出すことは諦めて、その代わりに五感を総動員して走ってきました。登りと下りの繰り返しでとにかく大変でしたし、メンバーとはとっくに差が開いてしまったので一番最後をたらたらと漕ぎながら、目に焼き付けてきました。

　実際に自転車に乗っていた２０名のメンバーの他にも、応援、写真撮影をしてくださったり、飲み物を差し入れてくださったり、車に乗せてもらったり。さまざまなサポートがあってこその、とても素敵で特別な日々でした。改めて感謝、です。




　ビンタン島からシンガポールへ渡り、一泊してから帰国したのですが、せっかくだからと Marina Bay Sandsへ。某携帯電話のCMで、SMAPがノリノリで踊りながらプールサイドを歩いている、というのがあるんですけど（笑）その撮影場所となったところ。このプール、なんと５４階にあるんです。しかも…３棟の高層ホテルの屋上に船（型）が渡してあって、その中にあるプール（笑）。全体像はこんな感じです↓


（画像は楽天トラベルさんからお借りしました）




　何が面白いってこのプール、淵がないかのように作られてるので、まるで滝のようにプールの水が下に流れてるかのように見えること。高層ビルの中に浮遊しているかのような感覚でしょうね。プールの利用に関しては宿泊客のみなので、わたし達のような「観光」客は、あいだからそそっと記念撮影だけして、あとは展望台からの眺めを楽しんで地上に戻ったのでした（笑）。




　最後の写真はその「お船（展望台）」からの、一枚。新しもの好きで、どんどん発展を続けるシンガポールは、来るたびに新しい建物が増え、道路が増え、食文化も様々に広がりを見せて…ずっと以前に暮らしていた頃と比較しても、本当に大きく変化しました。カルチャー面でも、ずいぶんと裾野が広がったようで、バレエやミュージカルなどの舞台公演も増えたみたいです。古いものを大事にしようという動きはまだあまり活発ではないのかもしれませんが、きっとそれもすぐに取り入れるんだろうなぁ、とも感じました。

　新しいものも少し取り入れつつ、スタンダードを大事にしたい。コミュニケーションのひとつとしてのお菓子作りを提案してゆきたい。と常々考えているわたしにとっての、原点の場所であり、また第二の故郷であるシンガポール。来られて良かった、また頑張らなくては、と気持も新たにしたのでした。

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