「あなたにとってわたしも」、
2011年 03月 09日
この2~3日で卒業式を迎えた方も多いことでしょう。教室に来てくださってる生徒さんからも、9日がお子さんの卒業式だと伺っていました。ご卒業、おめでとうございます。これからの日々が、もっともっと素敵なものになりますように。
慣れ親しんだ環境から、一歩先へ。期待と不安、そして寂しさ。たくさんの思い出たちと、感謝の気持ち。感傷の波が押し寄せてきたかと思えば、時に冷静に分析してみたり。いろんな想いに揺れる、3月の日々。
♪あなたが世界の入り口に立ち 気づいたことは
ひとりじゃないってこと
瞳を閉じればあなたが 瞼の裏にいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとってわたしも、そうでありたい ♪
−レミオロメン−「3月9日」
印象深く記憶に残ることって、必ずしも行事のような「出来事」だけではなくて、ちょっとした会話だったり、一緒に歩きながら見た風景だったりするんですよね。別れてゆくと知っているからこそ、その一瞬を大事に抱えてゆきたい、そんな想いが詰まった曲です。
先日、小・中学校時代の同級生と会う機会があって、当時の話や現在のいろいろを、時に真面目に、ときにふざけつつ語り合いました。「あの頃に思い描いたまま」の大人になってはいないだろうけれど(笑)皆それぞれ、素敵な大人になっていて。当時特別に親しかったわけでも、将来の再会を約束したわけでもなかったけれど、今こうして身近な存在としていられることが不思議でもあり、当然のようにも思えたり…
時の流れに愕然とすることもあるけれど、こんな友情の形もあるのだと知ることができたことは、本当に幸せ。時間が経ってこその、素敵なことも、人生には起こり得る。大人になったからこそ、の再会に感謝です。
今まさに、別れの時間を迎えたひとたちが、またいつか、素敵な再会ができますように。いろいろあっても、それを通り越して素敵な話がいっぱいできるように、日々に真剣に向き合うことができますように。
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