男子スイーツ?!
2009年 06月 10日

おうちで手軽にお菓子が作れて、家族や友人とのコミュニケーションとして楽しんでもらえたらいいな、との想いで開いた教室。HPにも、あえて「女性限定」と書かなかったのは、プロのパティシエを目指すほどではないけれどお菓子作りに興味のある男性もいるかもしれない、と思ったからでした。

実際、教室にいらしている生徒さんがご主人を連れて、ペアで参加してくださったことも多々ありました。それぞれに違うお菓子を作られるから2種類のお持ち帰りになりますし、翌日に友人が集まるからお茶菓子に出す予定なんです、と嬉しそうに抱えて帰られる姿を見て、なんだかとてもほのぼのした気持ちになったり。またあるときは、HPを検索されて、おひとりで申し込みしてくださった男性もいました。女性の中に混ざってお菓子を作られるのは結構思い切りが必要だったのでは?と伺ったら、「(教室に)通うことには違和感はないけれど、お菓子を作っていることは、友人達には気恥ずかしくて云えないですね」とお話されていたのが印象的でした。せっかくの手作りなんだから、職場とかに持って行ったらきっと喜ばれるのに~と口々に他の生徒さんたちにも云われていましたが、「いや~~、それはちょっと。。」と。その後転職されたそうで、職場に慣れるまでしばらくお休みします、とのご連絡をいただいて、もうずいぶん経ちました。もしも「恥ずかしい」気持ちのほうが強いなら、こちらからお声をかけるのはご迷惑かな、と思うと、わたしもなかなかご連絡できなかったりします。

最近では「男子スイーツ部」が注目を集めたり、一見強面の俳優さんがスイーツ本を出したりと、「甘いもの好きの男性」が幅広く認知されてきたようで、なんだかすごく嬉しいのです。男性が作る料理やお菓子を違和感どころか楽しみにしている女性達は大勢いると思いますから。先にご紹介した男性も、「スイーツ男子」の先駆けでしたのに、ね。今ならきっと、周囲のひとたちにも云いやすい雰囲気になってるのではないかな、と思いますが…
それでも。いきなり女性達のなかに混ざっての参加は気恥ずかしいという男性もいらっしゃるでしょうから、今度男性のためのショートコースを企画中です。月に1回で3ヶ月コースくらいなら、気楽にご参加いただけるのじゃないかなと思っています。

画像は、友人が以前教室に遊びに来たときに「レアチーズケーキを作ってみたい」とのリクエストでチャレンジしていたときのもの。もともと料理はよくしていると聞いていましたが、お菓子作りは料理とはまた違う要素がいっぱいあるので、緊張しつつも新たな発見に楽しそうでした。間で数枚撮らせてもらって、出来上がりを記念写真撮ってる姿もパチリ!(Nさん、画像の掲載を快諾してくれて、感謝です。)友人のように、カメラが趣味というひとにとって、自作のお菓子を被写体にするというのも、きっと面白いのじゃないかな、と思うのです。日程とメニューが決ったら、HPとこのブログで、またご案内いたしますね。

