はるか、昔のできごと。
2007年 03月 06日
この前バレンタインの思い出などお話ししたことがきっかけで、中学から高校にかけての様々な出来事がスライドショーのように浮かんできて…事実だったのか、それとも、イメージしたことが「実際にあったかのように記憶してる」のか、境界線がぼんやりしてることもあるのですが。しばらく忘れていたことを、突然思い出してしまったのです。
高校1年生の冬休みに届いた年賀状。とても凝った作りの、お手製プリントのはがき。差出人の名前は無く、「文化祭に案内できず、すみません。今年はちゃんと、見せて歩きたいです」「でもそのまえに、できるならすぐにでも逢えたらいいのですが」の文字。
えっ!?
あて先は確かにわたし。でも文化祭うんぬんに約束していたのは、この前の彼だけでしたし、一応、案内してもらっていたし。確かに待ち合わせに手違いがあって(今のように携帯なんてなかったですから)、約束していた通りには回れなかったのですが、でも彼の筆跡とは明らかに違ったのです。文字に見覚えも無く、内容にも心当たりが無い…
結局、年賀状にありがちな、「あて先だけを全員分書いておいて、内容を後から書くうちに、表と裏面を間違えたのだ」ということで落ち着けてしまったのですが。別の人に書くつもりだった内容がわたしのところに来ているのなら、本来のわたし宛ての内容は、誰のもとへ?そこには何が書かれていたの?本当に案内したかった筈の人に、そして「すぐにでも逢いたい」というメッセージは、伝わらないままでいいの?…などなど、なんとなくモヤモヤした気持ちが残ったのでした。
当時の親しい友人にどう思う?と聞いてみたところ、「文章から云っても、滅多に会えないことが前提になってるんだから、ある意味あなたに心当たりがないのは当然なんじゃない?でもその人は約束したと思ってるのだから、今年の文化祭が近くなったら、また何かアプローチがあるでしょう」と、あて先・文面とも合っている説を唱え…じゃ、わたしが忘れているということ?それとも相手が何か誤解(思い込み)しているということ?!と、一気に動揺したのを覚えています。
実際には、その年の10月には、シンガポールへ移ってしまったので、そのひとからの文化祭のお誘いや年賀状が再びあったのかも、不明のままですが…
でも。ここからが「境界線」のぼんやりしたところなのですが。シンガポール行きを控えて引越し準備などに追われていた夏休み中に、近所でばったりと会った、元同級生の弟。身長が追い越されていたので「ずいぶん伸びたね」と云ったら「そりゃあね」と微笑んだ姿がとてもオトナっぽくてびっくり。そして、「相変わらず、○○部で活躍してるの?今年は文化祭、何やるの?」と聞かれたのでした。普通に返事して、「でも、引っ越すんだ。だから今年は文化祭には、出られないの」と云ったわたしに「ふ~~ん」と云って、じゃ、さよならと唐突に去って行ったのでした。さよなら、って、今のこと?それとも、引っ越すことに云ったのか??と思いながら「あっ!!もしかして年賀状?!」と思い出したときには、もういなくなっていました…
結局は不思議な出来事として、お正月が来るたびに数年は覚えていたのですが…もう、忘れていたのに、この前ふわぁ~と思い出したのでした。真相は、今も、当然わからないままですが。それでも、なんだかちょっと懐かしい気分になったのでした。
Konaさんの昔のお話を伺ってると私も昔の胸キュン話を思い出します。すごく懐かしい時間が訪れてとてもいい心地です。
時間が経つと人の記憶はあいまいになってるところがありますよね。でも、自分でこうだったかしら?ああだったかしら?って想像するのも楽しいです。
いいお話をありがとうございました。
こんばんは{月}
なんだかまとまりのない話しに付き合ってくださって、
ありがとうございます♪数年経ったときに、なぜだか
「あれは疑問が解けたと思い込んでいた」ことに気がついて、
どうしてそう思ったんだろう??と改めて不思議でした。。
記憶って面白いですよね{汗}
断片的な会話や、人の何気ない仕草がふと浮かんできたりするかと思えば、肝心なことや時系列が混ざってたり…
でもわたしの話がきっかけで、ふとやんわりした時間の流れに入ってもらえたら…なんだか嬉しいです。
こんばんは{月}
陸上部で活躍されてたんですね!
体育会系の部活での「先輩・後輩」の関係って
きっと絆が深いのでしょうね。卒業式にスイートピーの花束{花束}、素敵☆もらった先輩も喜んでいたでしょうね。
お庭の花達、すごいですね~まさに勢ぞろい、という感じ。
31日のお花見、お天気良く、桜もしっかり咲いているといいですね。