雪だまころころ
2006年 01月 09日
テンパンの上に勢ぞろいした「スノーボール」。摩り下ろしたクルミがたっぷりと入った口どけの良いクッキーです。しゅわっと溶ける感じと言い、粉砂糖がまぶされた見た目といい、まさしく「雪だま」そのもの。ひとくちサイズに作るのがかわいいですよね。
ドイツ語圏にも「雪だま」のタイトルが付くお菓子があって、作り方なんかを読んでいると「明らかにひとくちサイズではなさそうだから、ゴルフボールくらいかな」と思っていたのですが、実際にドイツで見たのはもっと大きかった!「雪だま」ではなく「雪球」と言う感じ。テニスボールくらいの大きさだったのです。
のばした生地をリボン状にカットしたものを数本丸めるようにして、この器具に入れて揚げているとのこと。イメージとしては「穴の開いた巨大アイスクリームディッシャー」といった感じ。型の中で生地が膨らんで、まん丸になります。まだ温かいうちに粉砂糖をたっぷりとまぶしつけます。これが、基本形。中にはチョコレートでコーティングしたものや、ココナツがまぶされているのもありました。
1コ食べたらそれだけで当分お腹いっぱいになりそうな、どっしり充実感のあるお菓子でした。それにしても、「これで雪合戦したら痛そう…」というくらいの迫力には、本当にびっくりでした。