デコレーション

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 ホイップクリームをケーキに「塗る」「絞る」のが苦手という人は多く、よく「コツは?」と聞かれます。私自身、教室を開くまではあまり得意ではなかったので「苦手」という方の気持ちはよくわかります。(笑)

 「数をこなせば上手になります」というのも事実だけれど、パティシエになるわけでもないのにそうそう「ひたすら作り続ける」わけにもいかないし…一応、教室では「手順と動きを解説する」ようにはしています。やみくもに作っていても疲れちゃいますしね。ただ、「動作をコトバで説明する」というのは難しく、なるべくイメージが一致するようにお話ししているつもりでも、やはり一度で全てを把握してもらうのは無理があるようです。手順はわかっても、手がそのように動いてくれるとは限らないですから…その意味では「イメージ+練習」ということになりますね。

 あえて「コツのようなもの」をここでご紹介するならば、とにかくクリームを「冷やす」こと。純生クリームは温度が上がるとうまく泡立たなかったり、急激に泡立ちすぎたりと、気まぐれになります。作り手に「素直に従ってもらう」ためにはまず最初に「機嫌を悪くさせない」ことが大事。ボウルをよく冷やしておいて、冷蔵庫から出したてのクリームを使い、今の季節はボウルを氷水(保冷材を使うと便利!)に当てながらホイップします。

 もうひとつは「なるべく静かにホイップすること」。1パック分くらいならミキサーは使わずに泡立て器でホイップするのがオススメです。勢いよく泡立てたクリームは、ちょうどいいところで止めたつもりでも、別の作業をしている間に「もろもろ」に分離することもあります。ゆっくり泡立て、すこし手前で止めておく。使う直前に、様子を見てちょうどいい固さに泡立てればいいのです。(もちろん、クリームを冷やし続けていることが前提です)

 あとは、いざというときのために「多めにクリームを用意しておく」とか、「気になるところを隠すテクニック」を覚えておく、というのも大事なポイント。プレッシャーに感じないですむように準備を整えておくだけで、ずいぶんリラックスして挑戦できますよ。とにかく「キライにならない」ことが、第一歩だと思います。

 
by farine12 | 2005-08-20 22:00 | お菓子作りのヒント/Hints for Baking | Comments(0)

創作スタジオ粉工房のブログ。レッスンの様子や日々のあれこれを綴ります。


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